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zoom RSS ハオルチア属 【レティキュラータ】 植物のストレス要因

<<   作成日時 : 2007/01/27 22:48   >>

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ハオルチア属 【レティキュラータ】
Haworthia reticulata
W of Eilandia
2006年8月下旬撮影。
このレティキュラータは夏に色付きました。

何故、遮光・防風・暖房無しだとハオルチアは赤くなるのか・・・その理由を知りたくて調べたら、なんだか沼の中にずぶずぶハマっていきました。
とりあえず頭を整理する為に、本日は植物のストレス要因について記録します。

植物のストレスの要因

@温度
通常植物は気孔の開閉によって体内の温度調整をしています。しかし温度が著しく高い若しくは低い時、又は温度差が烈しい時は植物にとってもストレスがかかります。
 
A乾燥(水)
植物は二酸化炭素と水から光合成によって糖類を合成し、自ら合成した糖類によって生命を維持しています。その他根から吸収した養分を水によって体内に行き渡らせたり、温度調整の為に気孔を開閉し体内の水を蒸散させたりしています。
植物にとって長く乾燥した状況にさらされることは大きなストレスになります。
(多肉植物は葉や茎などを発達させ乾燥ストレスに耐える仕組みをもっています。)
 
B太陽光の強さ
植物が光合成を行うためには一定の太陽光が必要です。しかし過剰な太陽光は活性酸素のような細胞に害を与える有害な分子が生じストレスになります。
(秋の広葉樹の紅葉は、低温による葉緑体の光合成活性の低下→相対的な光ストレス→葉緑体で活性酸素が生じてクロロフィルが分解→葉に蓄積されたアントシアニンが葉を赤く見せる、といった流れになっています。)

C無機養分
植物は窒素、リン酸、カリウムといった主要な3要素の他に、カルシウム、酸素、水素、炭素、マグネシウム、イオウ、鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、銅、塩素といった16元素をバランスよく吸収し生長します。
しかし鉢やポットなど限られた土量で長期間栽培していると、上記の無機養分が欠乏しストレス要因となります。
(有機質の肥料や尿素は土壌でアンモニア態窒素に変化しますが、過剰なアンモニア態窒素はアンモニアガスを発生し植物に障害を与える場合があります。)

D病気
温度、乾燥、光、無機養分ストレスの他、病原微生物やウイルスもストレス要因です。病気以外にも、水質汚染や排ガスなどの公害も植物のストレスとなります。


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現在の様子はこちら。
これ以外のレティキュラータも緑色をしています。
紫色になってしまったピリフェラに比べて、寒さに強い種類なのかな。


☆参考HP・資料☆

「日本植物生理学会」の質問コーナーより
http://www.jspp.org/17hiroba/question/index.html
(0388 紅葉現象)
(0693 ブロッコリーの発芽直後のアントシアン生成について)
(0901 気孔の開閉の条件・蒸散と気温・湿度の関係)
(0984 サボテンについて)
(1132 氷点下になった時など植物内の水は凍結しないのか?)

「奈良県農業情報・相談センター」のみどりのミニ百貨集より
http://www.pref.nara.jp/nogyos/nousou/midori-mini/index-midorimini.htm
(植物と水 2000.08)

「Wikipedia」より肥料について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E6%96%99

『サボテン大好き』
講談社発行 飯島健太郎著 2003年1月9日(第2版)

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは〜
う〜ん僕は今まで、
光(強光)・温度(低温)・水(乾き)の要因がいくつか重なることによってストレスになる、
んだろうなーっというぐらいに勝手に納得していたので特に考えてもいませんでした。
「防風」はヒトも木枯らしに吹かれると「うひィ〜寒いっ!」ってなるのと同じ感覚で、植物も寒がるんではないのかな〜と思います。
タニ
2007/01/28 00:38
う〜ん、レティさんは夏のほうが嫌いってことかしらね?
見た目逆なかんじだものね〜。
冬に色づくんだとばっかり・・・

全然関係ないけど私はなぜか臥牛が茶色くなっちゃうんですよね。
直射日光はまずいのかなぁ???
あき
2007/01/28 19:33
タニさんへ
私もタニさんのおっしゃる通りだと思います。
もともと過酷な環境に生えている多肉植物はそれぞれのストレスに強いので、トリプル若しくはそれ以上の負荷がかかって、はっきりとした反応を示すのではないかと…
例えば「ふて寝する」とか「おこって赤くなる」とか^^
ま、それは冗談ですが普通の植物だったらとっくに枯れてしまうような環境でも生き抜いているんですよね〜。
つくづく凄いと思います。
ダダ
2007/01/28 23:07
あきさんへ
そうなんです〜。
何故かこのレティキュラータは夏の暑い時期にピンクがかった色になったんですよ〜。

あきさん家の臥牛は茶色く?
う〜ん私は育てたことがないから分らないんですけど、とりあえず日差しを弱めてみますか?
それでも駄目なら室内へ非難。
ウチのマジョールも皺々で全然膨らまなかったものがありました。やむを得ず室内非難したら回復しつつあります。
問題は「室内に場所を確保出来るか」ですよね^^;
ダダ
2007/01/28 23:14
このピンクかわいい〜。
色々なストレスの原因、まとめていて凄い!
赤い色素なんですが、丁度借りていた子供用の本に、

「常緑樹の若葉が赤い理由は、赤い色素のおおい
をして、葉の中に強い光が入るのを防ぐ。
赤い色素は葉の中に入った光のうち赤い光を反射させ、葉緑体に集める働きをする。
反射光の色が赤なのは、葉緑体がもっとも良く吸収する光の色の一つだからである。植物にとって光はなくてはならないものだけど、強すぎても害になる。真夏の直射日光のような強い光は、出来たばかりの葉緑体を壊してしまうこともある。」
うんぬん書いてあったので、赤い色素は強光から葉を保護するための自己防衛方法かな???とも丁度最近考えていました。
しかしアントシアニン、なるほど!と思いました。
調べてみると面白いですよね、でも沼に嵌りますね。
でも、面白い!
風土
2007/02/10 08:41
風土さんへ
「自己防衛方法」というのはきっと重要なキーワードかもしれないですね♪
落葉樹の紅葉について読んでいた時も「アントシアニン色素は紫外線を吸収するので光ストレスから葉緑体を保護していると推定される」と書かれていました。
もう1つ「ホルトノキ」という植物は季節に関係なく古い葉が紅葉するそうです。これは「老化現象」の一種なる説明があったので、これもひとつのキーワードかな???
赤ジソ、赤キャベツ、葡萄の皮、紫芋の色もアントシアニンなんだそうですよ(健康に良さそうな食材ばかりですね)
調べると面白いのですが…ほんと沼に嵌ります^^;
ダダ
2007/02/10 23:13

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